ファーストアローズというブランド

情報の発信源でもある東京。その中でもファッションの中心となっているのは今も昔も原宿。

と勝手に思っている。

昔から有名な表参道と明治通りの交差点のすぐ近くでお店を構える『ファーストアローズ』というシルバーアクセサリーブランドがある。

正直、僕はこの仕事をする上でシルバーアクセサリーを身につけることはない。

アレルギーでもないし、シルバーアクセサリーが嫌いなわけでもない。

雑誌の仕事を続けていると超高級とわかるバイク、オーナーさんがめちゃくちゃこだわってバイク屋さんと思い入れのあるバイクを押し引きしなければならない場面が多々あるから。

その時に指輪ひとつ、ネックレスひとつ、バングルひとつでもしかしたら最悪の場合大切なそれらのバイクに傷をつけてしまうことがあるかもしれないから。自己防衛なのかもしれないけど、リスクは避けたい。

そんなこんなで

ファーストアローズ代表の伊藤一也さんとは、シルバーアクセサリーの話をしたことは正直、本当に申し訳ないとは思うが、ほとんどないかもしれない。

僕は、「カズヤさん」と気軽に呼んではいるが、東京に2店舗、京都、福岡にそれぞれ1店舗を構える大社長なので「伊藤社長」が正解かもしれない。それでも今まで「伊藤社長」とは1度も呼んだことはない。

それでもAVCC(旧車レース)や各地で開催されるレースというレースにはご一緒させてもらっている。

それには理由がある。

僕がフリーペーパーとしてYENCをやり始めた当初から広告の出稿をしていただいているという感謝の気持ちはもちろん、カズヤさんが今のポジションまで登った思考を学びたいと思ったからである。

最初は「超」が付くほどの貧乏から始まって、原宿の超一等地「強いヤツだけが立てる場所」に長年い続けられるマインド。

それはどんなところなのだろう。お財布の中身をマネできないけど、頭の中を真似することはできるのではないかと。

まだまだわからないことが多いけど、少しだけ学んだこと。

明朗活発、判断の速さ、危険察知の嗅覚、日々の感謝、人への丁寧な口調、確固たる覚悟、人を惹きつける行動力、溢れるエネルギー、その中でも特に思う強者のマインドとは「周囲に感謝する」ことなのかもしれない。と。

自分の力でやれることは全部やる。その上で、自分の力が及ばないところは神頼み。

そんなこんなで、当初からページにある伊藤一也の名言。は

カズヤさんに「何か名言を下さい」と言っているわけではなく

その時、その時にカズヤさんの話を聞いて勝手にページを作っているのです。

いつか日めくりカレンダーにでもして販売しようかと思っております笑

その中で一番印象に残っている言葉。

「背中を押すなら強く押せ」

これは

中途半端に背中を押すと危ない。押すなら思いっきり力いっぱい押してやれということだと思う。

それはマインドでも現実でも同じ。

中途半端な励まし、勇気づけなんて逆に危ない。

現実でも中途半端に背中を押すことで大怪我になるかもしれない。押すなら思いっきりなんだと。

話が散らかってしまったので、またカズヤさんのマインドを学ぶことができたらここに記していこうと思う。