中古車のソムリエ

ソムリエ: sommelier、女性単数形:sommelière)は、レストランで客の要望に応えてワインを選ぶ手助けをする、ワイン専門の給仕人。

by Wikipedia

唐突ですが急に書きたくなりました。

僕には絶対的に信頼する「車のソムリエ」なる人がいます。

18歳でクルマの免許を取得して今までに多くのクルマに乗ってきました。しかも100%中古。なぜならお金がないから(笑)

1番最初に運転したのはラルゴ(実家のファミリーカー)その次は何故か隣の家の人に貰ったインテグラ(マニュアル車のスポーツカーみたいなやつ)。その後、現在に至るまで飽き性もあってもう何台乗ったかわからない。

そもそも「クルマはなくてもいいけど、あったら便利」くらいのスタンスなので、興味もなく詳しくもならない。ということは、選び方も曖昧なので失敗もします。失敗なんてしないにこしたことはないというのが本音。

失敗例1

納車当日に高速走行中にエンジンブロー(故障)。

失敗例2

けっこう大きめの陸橋の下り坂でブレーキ故障。先には赤信号で止まるクルマ多数。(サイドブレーキにて対応し事なきを得る(奇跡))

失敗例3

燃費が著しく悪い(東京~名古屋まで給油を4回。1回の給油5000円くらい。空荷。ひとりでの走り。このクルマ(国産車)はこんなもんだと教えられた。)

失敗例4

名義変更ができない(よくわからないのでクルマ屋さんに相談したら無理だと言われて一瞬だけ乗って手放す)

失敗例5

ハンドルが走行中にガタガタブルブルする。会話が成り立たないほどの不快な異音。もちろんオーディオは鳴らない。

失敗例6

臭い。

そもそも高価で新しいモノをディーラーで購入していれば失敗もなく、クレームも受け付けて貰えるだろう。しかし、興味がないものに大金は払いたくもない。そもそも払うモノがない。なので完璧な「安物買いの銭失い」。

そんな中で出会ったのが「中古車のソムリエ」だった。

聞けば20年以上もクルマ業界に属し精通しているという。

年数だけ重ねて実力が伴っていない場合も多いので判断材料にはならないかもしれないが、その人は違った。

用途、予算(低予算)、性格、その他諸々…を加味して僕のためにクルマを選んでくれる。(ソムリエたる所以)

いきなり持ってきてくれたのは理想のど真ん中のフォードのピックアップトラック(レンジャー)。左ハンドルのマニュアル車。エンジンはマツダなのでノーメンテでノントラブル。(不慮の事故で廃車)。その後、我が家のファミリーカー(ヴォクシー。ノーメンテでノントラブル)。友達が購入したアストロ(今だ現役)。

ここまで書いて何が言いたいかというと

「ただ価格だけを見て購入、利益だけを求めて売りっぱなし、売ったら終わり」のような中古車売買はクルマでもバイクでも、失敗のリスクが高く、結果的に非常にお金が掛かるということ。もっといえばそれが原因でバイクが嫌いになる可能性もある。

どういうモノを買ったらいいかわからない。相談する相手がいない。信頼できるお店がない。そもそもバイク屋さんに頼りたくない。

いろいろ個人的な事情はあるかもしれないけど、全国各地のバイク屋さん&カスタム屋さんを数多く取材して、いろいろお話をさせてもらってきた経験からいうと、間違いなくその土地に根付いて看板を掲げているお店に頼った方がいい。

看板を掲げるということはそれだけの責任を背負う覚悟があるということだと思う。

どこの誰かもわからず、納車は近所のコンビニで待ち合わせ。説明もほどほどにそそくさと帰る・・・・・。

個人売買で格安な車輛を手に入れられるのは魅力的だけど、結果的に失敗している例を多く見ているし、聞いているからここだけはハッキリ言える。

理由もなく相場よりも爆発的に安いモノには何かある。

初めてのバイク、初めてのハーレー、初めてのカスタム…。そんな時のために大々的に看板を掲げているプロがいる。

お店に入りたいけどなんかコワイ…

お店に入りたいけどなんか入りづらい…

それはしょうがない。

多くのバイク屋さんを訪れている私だって、初めてのお店は緊張もするし、入りづらい時もある。ましてやなんの知識も経験もなく入り込むなんて考えただけでゾッとする。ただ、そのちょっとの勇気を振り絞って入ればいいだけ。

もし、その勇気が湧いてお店に入れたら+αで、しっかりとそのお店の人と話をする。店主やスタッフの立ち振る舞いを見たり、自分の性格、どういう乗り方をしたいかなどなど細かな相談もした方がいい。そこは当たり前かもしれない。

100円の買い物、10円の買い物ならまだしも高価な買い物であることは間違いないので失敗なんてリスクは避けるにこしたことはない。

そもそもなんでこんなことを急に言い始めたかというと

もしかしたらバイク(ハーレー)が欲しいんだけど、どうしたらいいかわからない、カスタムしたいんだけどどうしたらいいかわからない。バイクに乗りたいけど失敗はしたくない…などなど、そんな風に考えて一歩を踏み出せない人が世の中にいるんじゃないかと思ったからです。だったら、バイク屋さんでもなければ、カスタム屋さんでもないただの雑誌屋の僕がその間に入って、中古車(ハーレー)のソムリエになってユーザーさんと全国各地のバイク屋さんとのつなぎ役になれればいいのではないか? と勝手に考えたからなのです。

ひとりでも多くの人にこの楽しい世界を体験してもらいたいなという思いが一番かな(綺麗ごとに聞こえると思うけど)

「ちょっと相談なんですけど…」などあれば気軽にメール(info@yen-c.com)でもインスタのDMでもください。なんでも解決!!とまではいきませんが、なにかの足しになるかもです。

題名に

ちょっと相談なんですけど…と入れてください。

楽しいと感じることさえできれば、深くて広いハーレーの世界は入ったら抜け出せないかも。その一歩をYENCを使ってみてはいかがでしょう。

これはいいアイディアだから書き留めておこうと思った次第です。

長ーい文章も久しぶりに書いたので途中支離滅裂かと思いますが、そのうちうまくなると思いますのでご勘弁を。

YENC